『神経変性疾患が分かる!~どこに何がたまってる?~』
日時:2023年3月10日(金) 18:30-19:30
場所:臨床研究棟1階 医局カンファレンスルーム
演者:矢端博行先生(滋賀医科大学内科学講座脳神経内科 病院助教)
神経内科専門医、神経病理認定医
矢端先生による神経病理学の面白講義が開催されました。矢端先生は愛知医科大学加齢医学研究所で神経病理学を本格的に学び、日本神経病理学会の神経病理認定医第1号です。MRI等の画像は神経病理学の経験があると「本物と虚像」の区別が付きやすく、臨床医としても大変有用な学問領域です。脳に溜まったタンパク質が今後どんどん血液や髄液検査でわかるようになることが予想されますが、脳で起こっていることを知って初めてその意味を解釈できます。矢端先生の講義は研修医や学生さんの変性疾患の病態の理解に役に立ったようです。