お知らせ
【脳神経内科より】

論文公開のお知らせ(浅田めぐみ先生)

脳神経内科関連講座である神経難病研究センター特任助教 浅田めぐみ先生が筆頭著者の研究成果がNature Communications誌の姉妹誌、Communications Biology誌にWeb公開されました。タウにDNA損傷を修復する機能があることを突き止め、さらにDNA損傷修復不全に微小管重合障害加わるとがリン酸化タウの凝集、つまりアルツハイマー病で見られる神経原性線維変化(Neurofibrillary tangle)が形成されることをin vitroで証明しました。

Asada-Utsugi M, Uemura K, Ayaki T, Uemura T-M, Minamiyama S, Hikiami R, Morimura T, Shodai A, Takahashi R, Ueki T, Kinoshita A, Urushitani M. Failure of DNA Double-Strand Break Repair by Tau Mediates Alzheimer’s disease Pathology in vitro. Commun Biol 2022, Vol. 5, 358, DOI: 10.1038/s42003-022-03312-0

Communications BiologyのHPでFeatured Articleとして紹介されました。

論文は以下のurlでオープンアクセスとなっています。

https://www.nature.com/articles/s42003-022-03312-0