脳梗塞

主要な病気の解説

脳梗塞

どんな病気?

脳や脊髄の血管が詰まることによって、突然手や足がマヒしたり、言葉がしゃべれなくなったりします。脊髄梗塞では突然左右の足がマヒすることで発症します。心房細動などの不整脈や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を放置すると発病する危険が高まります。ここで脳梗塞を見逃さないために、「あれっ?」と思った時に、ご自宅で試していただきたいことがあります。脳梗塞では顔と手足、そして言葉が不自由になることが多いです。そこでFASTといって簡単に顔や手の麻痺を簡単に見つける方法があります。さらにしゃべりづらさが急に起これば脳卒中の可能性が極めて高いので、至急脳卒中の専門病院を受診してください。

脳卒中を疑うFAST

治療は?

脳梗塞は発症後一刻も早く脳卒中専門医のいる病院にかかり、血栓(詰まった血のかたまり)を溶かす治療(tPAといいます)、カテーテルを使って血栓を吸い取る治療をすることで症状を改善することが期待できます。脊髄梗塞は血栓を溶かすことは困難ですが、入院加療が必要です。

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滋賀医科大学附属病院
脳神経内科【外来】

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